集団宿泊学習(1年生)
「広げ深める 絆と信頼 おもいをつむぐ 180の個性」のスローガンを掲げ、本校1年生は10月29日(水)~31日(金)の3日間、国立大隅青少年自然の家で集団宿泊学習を行いました。
1日目、生徒たちは保護者や三年部の先生方に見送られながら鴨池港を出発し、校外学習でそれぞれの事業所を見学しました。その後、大隈青少年自然の家に向かい、オリエンテーリングとフライングディスクゴルフを行い交流を深めました。お互いに声を掛け合いながら笑顔で活動する姿が印象的でした。
2日目はキャンプ場へ移動し、野外炊飯でカレーづくりを行いました。グループによって差はありましたが、生徒たちは予想以上に手際よく、声を掛け合って協力しながら調理や火起こしを行っていました。どの班も美味しそうなカレーを作っていました。昼食後、片付けを行い、登山をスタートしました。とんがり山の急勾配に苦しさも感じましたが、みんなで乗り越え、錦江湾の絶景を見たときは、歓声があがっていました。ケガなどでとんがり山に登れなかった生徒も最後は合流し、みんなで錦江湾を背景に写真を撮ることができました。
最終日となる3日目は、勾玉づくりを行いました。思い思いのデザインで、旅の想い出となる勾玉を集中して作成していました。予定通り鴨池港に到着し、解散式が終わり次第、無事に帰路につきました。
今回の宿泊学習は、天気にも恵まれ、計画した全ての活動を実施することができました。不便・不自由・不安な生活を通して、今あるものの存在に気付いたり、新たに価値のあるものを築いたりできた最高の2泊3日になりました。
上手くいかないこともありましたが、気付きを生かした心配りを発揮し、少しずつ成長している姿も見られました。宿泊学習の学びの成果が問われるのはこれからです。きっとこれからの生活の中で、今回の学びを生かし、学校生活を更に充実させてくれると信じています。












